グリーンヒル (古屋 実)
 
「行け! 稲中卓球部」はもう説明する必要もないですよね?
この「グリーンヒル」は、その稲中の作者の「連載第3弾」になります。
稲中は当初絵がヘタへた言われていました。実際エグキャラ描写は漫★画太郎ばりでこの作者は絵が拙いという印象が最初はあったかなと思います。ですが、実は稲中でも6巻あたりから絵が上達しだして、ギャグのテンションそのままに画力がグングン上がっていきます。絵で笑えるマンガってそうは無いです。(他には吉田戦車・江口寿史くらい??)

なんといってもこの「グリーンヒル」はもう「爽快! 痛快!! 大爆笑!!!」
結局誰が主人公? ミドリちゃんヒロインじゃなかったの?? キュッキュ言ってる変な生き物何???等
突っ込みどころ満載ですが、そんなことどーでもいいじゃん!!ってくらいアバウトに明るく笑えます。
確かに「リーダー」は辛すぎキャラだけど、最後はしっかり幸せ掴んだし! 3巻と最短に終わるのが非常に残念ですが、後味よく読み終えれます。
この作者の方、おそらく全体のストーリーを最後までなんて全然考えないで描いてるんじゃないかなって思います。それは連載第4弾「ヒミズ」もそう・・・
なんか急に飽きちゃうんだか、ぽっと終わりにしゃうのズルいよなー。
でもなんかカッコイイ。全然キャラクターの勢い死んでないのに(もっと話描けるだろうに!) 終了しちゃう。
燃焼しないうちにどんどん 次! 次!!と進んでいく様は、正に芸術家!!

てか、絵めっちゃうまいです。
最近の作品は、女の子をわざとちょいブサに描いてるのも興味深い。 現代の若者&社会を一番切り貼りできているマンガ家。そして次作の「ヒミズ」は大問題作です・・・